難聴の方のご家族様へ 【盛岡本店】

2017年 11月 13日 17:35:41
岩手リオンブログをご覧いただき、ありがとうございます!
 
補聴器を装用している方、これからご検討される方のご家族様へ
難聴の方とスムーズにお話をするためのコツをご紹介します(^^)
 
難聴となると、
単に「音が聞こえにくくなる、以前より音が小さく聞こえる」だけではなく、
「言葉が聞き取りにくい、聞き分けにくい」状況になる方が多いです。
そのため、補聴器で音が大きく聞こえるようになっても、
会話の内容を聞き取れない、理解できない場合が出てきます。
 
話し手であるご家族様も以下のことにご配慮頂くと、
より会話がスムーズになるかもしれません!(^^)!
 
 
①会話の前に少し注意を促す
いきなり本題を話し始めるのではなく、
「ねぇねぇお父さん、ちょっといい?」など、
これから話をするよ!という声掛けが有効です。

 
②相手に近づき正面から話す
距離が離れていたり、口元が見えないと、
内容が思うように理解できない場合があります。
正面から口元が見えるように話をしてみてください。

 
③ゆっくり、はっきり、言葉を区切って話す
早口やモゴモゴと話すと特に聞き取りにくいです。
「今日の夕食は何がいい?」と続けてお話するのではなく、
「今日の、夕食は、何がいい?」と区切ってゆっくりお話すると
聞き取れる場合があります。
 

④普通の声の大きさで話す
補聴器を装用している場合、大きすぎる声では
逆に聞き取りにくくなることがあります。
普通の声の大きさでお話をしてみてください。
 

⑤周りの環境音を減らす
聞きたい音以外に、周りに音があると聞き取りにくくなり、
疲労感も増します。窓を閉めて外の交通騒音を抑える、
テレビやラジオを消すなど、
会話に集中できるように周囲の音にも気を付けてみてください。
 

⑥聞き取りやすい言葉や表現に変えて言い直す
似たような言葉だと勘違いが生じる事があります。
「明日の約束の時間は、いちじだよ」という言葉も
「いちじ(1時)」なのか「しちじ(7時)」なのか、
聞き間違いが生じやすいです。
「明日の約束の時間は、お昼過ぎのいち時(1時)だよ」や、
「明日の約束の時間は、夕方のなな時(7時)だよ」など、
言葉をプラスし、言い方を変えると通じやすくなります。



小さな工夫、小さな心遣いで、
家族間の会話がより楽しくなるはずです(^^♪

補聴器のことだけではなく、
聴こえについても、どうぞ色々ご相談ください!
意外なヒントがあるかもしれません。

みなさまのご相談を心よりお待ちしております!
 
by 盛岡本店chi
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